
これからクラウンのATF交換をしていきますが
余りにも台数を載せすぎているのかすごく簡単に交換できて早く安く終わると思われているのかな?
最近連続でサクッとできるような感じで言われてしまうので改めて説明をしようかと思います
密閉式ミッションのATF交換が大変な理由
- オイルクーラーが密閉されている
通常のオートマチックトランスミッションには、オイルクーラーが装備されています。
オイルクーラーは、オイルを冷却するための装置です。
密閉式ミッションのオイルクーラーは、ミッション本体に組み込まれており
オイルラインが外部に露出していないため、通常は圧送式交換ができません。
2.フルードの量が多い
通常のオートマチックトランスミッションのフルード量と比べ、密閉式ミッションのフルード量のほうが多い場合があります。
そのため、フルードを排出し、新油を注入するのに時間がかかります。
3.フルード調整が大変
レベルゲージレスの油温管理によるオイル量調整の大変さ
①フルード量が目視で確認できない
レベルゲージレスの油温管理では、フルード量を測るためのレベルゲージがないため
フルード量が目視で確認できません。そのため、フルード量を正確に把握することが困難になります。
②フルード量の調整が難しい
フルード量が不足すると、オイルポンプの故障や摩擦部の焼損などのトラブルにつながる可能性があります。
そのため、フルード量は適切に調整する必要がありますが、レベルゲージレスの油温管理では、フルード量の調整が難しい場合があります。
具体的な調整方法としては、フルードの温度を一定に保ちながら、フルードを注入したり排出したりすることで、フルード量を調整します。
しかし、フルードの温度が変化すると、フルードの量も変化するため、正確な調整が難しいというデメリットがあります。
いやーAIって賢いですね
では洗浄交換行きます
一回目の洗浄交換です 少し赤味が出ましたね
これやるのにも専用のアタッチメントを用意してやってるんですよ
洗浄交換2回目です かなり奥のフィルターが見えるようになってきましたね
本命に使用するのはワコーズの プレミアムSです
交換前と比べるとかなり変わりましたね
後乗せですが走行距離は 8.9万キロでした
温度管理による調整は大変で時間もかかりますので
ご理解をお願いします