千葉県習志野市から来ていただいた
Toyota GRS200 クラウン
ナンバーはまだ練馬ですけど
ATF圧送式交換
オイルストレーナ交換
オイルパン洗浄
デフオイル交換
を施工していきます
走行距離は9.6万キロ
ATF交換歴は 不明です
オイルパンに溜まっているフルードが
真っ黒ですね
真っ黒なストレーナは 新品に取り替えて
オイルパンはきれいに洗浄します
抜けた分のATFを追加し
高性能オイルチェンジャー
トルコン太郎と接続します
この型のクラウンも密閉式で
レベルゲージが無いタイプですので
作業時間は結構かかります
どれくらい時間がかかるの?
とよく聞かれますが
夏の暑い時期は
朝9時から始めても
フルード調整までに 午後4時ころまでかかります
密閉式は冷えないんですミッションが
冷やさないとフルード調整ができないんです
なので時間はかかりますので余裕をもって来てくれると
とても助かります
まだまだ 真っ黒ですね
では一気に 全容量を入れ替えます
そうそうまずは純正同等フルードを使用し
AT内部をフラッシングしていきます
いきなり高性能フルードは使わないですよ
真っ黒な状態で高性能フルード入れても
すぐに汚れてしまうだけでもったいないですしね
んー まだ透明感が無いので
30分ほフラッシングをしたら
もう少し 入れ替えていきます
写真は撮り忘れた様子です スイマセン
かなりフィルターが見えるようになったので
本命の高性能フルードへと入れ替えます
体感できる高性能フルード
ニューテック NC-65
少しお高いんですが
その分 高性能で体感できるフルードですので
予算を組めるなら 一番オススメのフルードです
あれだけ真っ黒だったフルードが
ここまで透明感のあるフルードへと変えることができました
ではフルードレベル調整をするのですが
先ほど書いたようにミッションを冷却するしかないので
調整のために強制冷却をします
時間は有効に使わないといけないので
冷却中にデフのオイルを交換していきます
やはり デフも鉄粉がすごいです
ディファレンシャルギアってすごく大事な
部分なんですが あまり交換しない人が多いんですよね
使用したギアオイルは
ニューテック ZZ-32 80W-120
ちょっと堅めですが これくらいなら問題なしです
しっかりと温度が下がったら
コンピューター診断機を使用し
データモニターを見ながら
温度管理によるフルードレベル調整をしていきます
しかし シートの張替すごいですね
オリジナル感が物凄い