
スズキ エブリィーの整備です
走行距離9.5万キロ
まずは排ガステスター

おっとー 排気ガスCO4%超えたよ HCも500近い これはやばい
さらにオイルが燃えていると思われますが白煙が出てます

もちろんエアーエレメントは当然のごとく真っ黒

スロットルバルブもカーボンだらけ

掃除していきましょう

きれいになりました

これで空気の流れも良くなるはず

スパークプラグは

磨耗しすぎ 交換しないんですね

スパークプラグ取り付けはデジタルトルクレンチでトルク管理

さらにワコーズ レックスもしていきます

レックス・・・なんだろうけど 白煙も混ざっていそう

オイルメンテナンス悪すぎ

オイルメンテナンス不足でのオイル燃焼ですね
ピストンリング固着によるオイル上がりかも

ヘドロ状態のオイルが出てきました
話を聞くとオイルが減ると足しながら走っていたそうです
さらにオイル上がり防止の添加剤まで入れて
どろどろになるわけですね
オイル上がりの添加剤を入れる前に
エンジン内部の洗浄をしないとだめですよ
特にスズキの車はオイルメンテナンスが悪いとすぐに
オイル上がりでの白煙
オイル燃焼が起きるので

排気ガスは検査が通るまでは下がったけど白煙が心配

タイロッドエンドブーツ割れ

ロアアームブーツ割れ ともに交換です

外したらバックリ割れてました

両方交換しました

フロントブレーキパッドはたっぷりあるので

パッドグリスを塗って組み付けます

スライドピンも動作確認&グリスアップ

リヤブレーキシュー&カップも問題なし
ブレーキシュー接地部もグリスアップ

ブレーキオイルは圧送交換にて完全に入れ替えます

今回はクーラントリカバリィー注入にてLLCを補充しました
検査は無事に通過しましたが
白煙が出てオイルが減るからと言って
オイルを足してはダメですよ
余計に白煙が出るようになってしまうので