トヨタ TRH200ハイエースのATF交換とオイルストレーナーの交換をしていきます
まずはオプション作業のオイルパンを外してオイルストレーナーを交換していきます
トランスミッションのオイルストレーナーは、ATFに含まれる汚れやゴミをろ過する役割を果たしています。
オイルストレーナーが汚れたままだと、汚れたオイルがトランスミッション内部を循環し続け、トランスミッションの摩耗や故障につながる可能性があります
オイルストレーナーを交換することで、ATFをろ過することができ、ATFがよりきれいになります。
これにより、トランスミッションの性能が向上し、寿命が延びることになります。
オイルチェンジャー トルコン太郎と接続していきます
今更ですがトルコン太郎とは
従来のオイル交換では、オイルパンドレンプラグを緩めて古いオイルを抜き取り、新しいオイルを注入していましたが
トルコン太郎を使用することで、より効率的かつ効果的にオイル交換を行うことができます。
トルコン太郎は、以下の2つの方法でオイル交換方法が使用できます
- 圧送式
オイルラインから古いフルードを抜き取り、新しいフルードを圧送で注入する方法です。
圧送式は、古いフルードを効率よく抜き取ることができ、オイルパンやオイルライン内部の汚れやゴミを除去することができます。
- 循環式
古いフルードを抜き取った後、新しいオイルを循環させて交換する方法です。
循環式は、圧送式よりもフルード交換に時間がかかりますが
オイルパンやオイルライン内部の汚れやゴミを除去することができます。
今回は 圧送式を使用します
全容量1回である程度キレイになってくれましたので交換洗浄はここまでにして
本命を入れていきます
NUTECのNC-65は、オートマチックトランスミッション(AT)やCVT、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)に対応した高性能マルチフルードです。
NC-65は、以下の特徴を備えています。
- 高性能エステル系化学合成油
高性能エステル系化学合成油を使用しています。エステル系化学合成油は、従来の鉱物油や合成油よりも優れた性能を備えています。
- 優れた耐熱性・耐摩耗性
優れた耐熱性・耐摩耗性を備えています。高温下でも安定した性能を発揮し、トランスミッションの摩耗を防止します。
- 優れた耐酸性・耐腐食性
優れた耐酸性・耐腐食性を備えています。トランスミッション内部の金属を保護し、劣化を防ぎます。
- 優れた低温流動性
優れた低温流動性を備えています。寒い時期でもスムーズに作動し、トランスミッションの性能を維持します。
という事で交換していきます
交換前と比べましてかなりきれいになってくれました
この車両はオイルレベルゲージがありますのでゲージから調整するのですが
ゲージがあるからと言って温度を見ないわけではないのでしっかりと温度を合わせて調整していきました