LS460

レクサス LS460 USF40

走行中に突然 ブレーキ・ABS・VSC警告灯点灯 してしまい

ブレーキの利きが悪くなったので見て欲しいと連絡がありました

一度エンジンを切り再始動すると警告が消えたそうですが

その後すぐに バッテリー電圧低下 と警告が出て来たので

もう一度 エンジンを切ったところ 今度は 電源も入らない状態に

なってしまいどうにもならず レッカーで工場に搬入しました

レッカー

 

イグニッションもオンにならず

ステアリングロックも解除できず どうにもならないので

レッカーから工場内に直接下しその日は断念

時間が 23~24時だったのと 雨が降っていたので

さすがに何もできない でも一応バッテリー端子は外しておこうかなと

バッテリーを触ると ビックリ!!

バッテリーが 熱くて触れない!

慌てて 車両から取外し

雨の中 外駐車場の何もないところへ急きょ運び

様子を見ることにしました

 

翌日 バッテリーを触ると 冷えていまいたので

電圧をはかると んー 充電は出来そう

試しに弱く電圧を流して充電してみます

 

車両は 違うバッテリーを接続してみると

ターミナルから火花が! こわっ

・・・ バッテリーが沸騰し始めた

これは沸騰という表現がいいのか分かりませんが

バッテリーがボコボコと音を立てて物凄い

硫酸の臭いが立ち込めてきます

これは確実に どこかがショート 短絡している

ショートしたらどこかのヒューズが飛びそうだけど

どのヒューズを点検してもどこも切れていない

 

オルタネータ―の内部で短絡しているのかな?

と思い オルタのB端子を外して 再度バッテリーを

取り付けてみると

 

ターミナルから火花も出ないし沸騰もしていなさそう

 

これは今のところオルタネーターが一番怪しい

 

直接オルタを点検したいが オルタのカプラーが見えないので

 

取り外して直接点検します

 

 

走行不能

 

ベルトを外して ラジエータホースも邪魔になったので外してしまい

オルタを直接点検・・・

 

完全にロックしているプーリーが全く回らない

 

 

これは オルタネーター交換するしかないですね

 

リビルトがあるならリビルトで とオーナーさんから言われましたので

今回は リビルトパーツで交換します

 

と ここで気が付いたのですが オルタネーターがロックしたのに

ベルトが切れていない

 

車両異常で車を停止してエンジンを止めたことが良かったみたいですね

あのままエンジンをかけていたら ベルトが切れたり

その他の部位も壊れていたかもしれません

エンジンを止めたのはいい判断でしたね

 

 

スマホで撮った動画を無編集で載せましたので見づらかったらごめんなさい

 

リビルトパーツのオルタネーターを取り付けてバッテリーを接続

 

沸騰もしていないし 変な臭いも 音もしない

イグニッションをオンにしても変化なし

 

スキャンツールで調べてみても 電圧エラーが少しあったけど

消してみて エンジンを始動してみます

 

問題なくエンジン始動 ラジエーターのエア抜きを兼ねてしばらくエンジンをかけたままにして

異常が無いことを確認

 

充電していたバッテリーも 弱電圧を2日間

かけ続けたらテスターで測っても問題なし

車両に取り付けてエンジンをかけてみたらエンジンかかる

 

ホントは交換したかったけど 

このバッテリー 交換したばかりだという事ですので

今回はそのまま使用することになりましたが

大丈夫かな???

 

試運転して 再度 スキャンツールで見ても 問題なし

 

懸念していた二次被害も今のところ無かったので

納車となりました

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