トヨタ GRS180 クラウンのATF交換です
元々はタクシーをやっていた車両のようで
走行距離は 32.5万キロ
これがほんとの加走行というやつですね
結構頻繁に書いてはいますが
このゼロクラウンくらいからは ATFを量るゲージが無くなり
密閉式と呼ばれる ゲージレス車両が主流になっています
そのためATFの交換がとこもやりにくく
お断りされてしまうケースが多いですが
諦めなくても交換できますので安心してください
あと 「過走行なんですができますか??」
という問い合わせが多いのですが大体が10万キロを少し超えた
車両が一番多いですが このように30万キロ越を交換していると
10万キロでの問い合わせは・・・
という事で交換していきましょう
全容量交換洗浄 1回目です
墨汁のような フルードから
少しだけ赤味が出てきましたが
まだまだですのでさらに作業を進めます
全容量 洗浄交換 2回目
予算の都合でここまでですが 比べてみますと
かなりキレイになりましたね
これで 冷却し調整をするんですが
アイドリングでエンストするという 不具合持ちだったんですが
問題は 2週間もDラーに預けても何も改善しなかった
とのことです
診断機で調べてみても何も出ないから
分からないと返されたそうなんです・・・
えーと はい
エアーエレメントが めちゃめちゃ真っ黒でした
いつから交換していないのかもわからないくらい
メンテナンスは良くされていないようですね
スロットルバルブも Dラーさんで洗浄したみたいですが
さらに洗浄してみました 強力にこびり付いていました
冷却が終わったら温度管理による
フルードの調整をしました
で 何もエラーが出ていませんでしたが
故障はしてないけど 汚れると調子が悪くなる
「エアフロセンサー」
ヘタにいじるとかえって調子が悪くなるので
ここは素直に交換することにしました
だいぶ改善したそうですが
まだまだだそうです
これまでのメンテナンスが悪すぎる上に
走行距離が30万キロ越えですから
ある程度は妥協も必要かと