

左がペットボトルに入れた新油のブレーキオイルで
右が交換していなくて劣化してしまったブレーキオイルです
撮影用にLEDライトを当てていますが黒みが出ていますね
ブレーキオイルは性質上とても吸水性のあるオイルで
使用時間に比例し水分を含んでしまいます
この水分が ブレーキシステム内部に錆びを発生させてしまうのです

これがブレーキオイル交換しないで乗り続けた結果の
ブレーキキャリパーピストンです
いったいどれくらい交換していないのかまったくわかりません

さらにキャリパー内部の写真です
錆が恐ろしいことになっていますね
こんなに錆びていたら動くはずはありません
取り出すときも ハンマーで叩き出しました
ここまで錆びると オーバーホールして再利用はできません
キャリパー ピストン ともに交換になります

当然パッドもありませんでした
本来は2年毎の車検時に交換するものですが
値段重視の激安車検では交換しません
普通乗用車の場合 2年に一度なので
きちんと整備、油脂類は交換して
安心 安全に車に乗りましょう。