

神奈川県藤沢市から来ていただいた
TOYOTA GRS184 クラウン
ATF圧送式交換のご依頼です
いつも試運転をしてから交換に入るんですが
ちょっと違和感が・・・なんかめまいがするような
変な感じ さて何でしょう??

それはさておいて 走行距離は12.7万キロ
中古で購入すると交換歴がわからないので通常だと断られてしまう距離ですね

圧送式交換のためにアタッチメントを取り付け
高性能オイルチェンジャー トルコン太郎と接続します

さすが12万キロ超え まっ黒クロ助だ
これがどれだけのフルードを使えばキレイな
透明感のあるフルードになるのかは
やってみなければわからないので
正確な見積もりは作れません
エンジンオイルみたいに抜いた分だけ入れるとか
規定値入れればOKじゃないのです
ということで 一気に全容量を入れ替えていきます





まだまだ黒いので 30分ほどクリーニングをしている間に
違和感の原因をやっつけてやりましょう


違和感の原因はこいつです
運転席と助手席に透明なフィルムが貼ってありました
こいつのせいで目がチカチカして
めまいみたいな感じになったんですね
かなりきれいに貼ってあったので
最初気が付きませんでしたが
違反ですし 剥がしてほしいと依頼されましたので
で剥がしちゃいました
剥がしたら見やすくなりましたよ~
さて もう一度全容量を入れ替えていきましょう
2度目の全容量の交換です




うー
一枚撮り忘れた…
まあ大分きれいになったので
本命のフルードへと入れ替えていきます

ワコーズ ATF
セーフティーS
へと入れ替えていきますね





ワコーズ S-Sを含めると
全容量を 3回入れ替えました
ここまできれいにして
高性能ATFへと入れ替えるので
かなりの量は使用しますが
その分ここまでの透明感へ交換することができます

ゼロクラウンからは ATFの量を測る
レベルゲージがありません
そのため規定値に調整するためには
診断機などでデータを見ながら
温度管理による調整をするしかないのですが
これがまた時間がかかるのです
通常は一晩おかなければいけないのですが
そんなに時間を使えないので
強制冷却で当日 作業を終わりにさせていますが
朝一に来てもらっても夕方までかかってしまうので
時間的には一日時間を空けていただけるとありがたいです

調整後に ワコーズ ATプラスを注入しました

しかしこのフィルムがあるせいでとても
見づらかった
余計なことをしないことが一番見やすいですね
*フィルムはがしは許可の元 剝がしました
勝手に剝がしてないですよ