このブログを見つけてくれまして神奈川県三浦市より来ていただきました
レクサス GSE20 IS250のATF交換です
このIS250はレベルゲージ無 オイルライン無の密閉式ですので
通常は全容量交換なんて出来ませんが
オリジナルアタッチメント + トルコン太郎
が可能にしてくれました
トルコン太郎があるからといって密閉式のATF交換が出来るとは
限りませんよー それだけ難しい作業なのです
走行距離は3万キロと少ないのですがH18年車という事で9年経っています
オイルは年数による劣化もしますのでここで一気にリフレッシュさせていきますね
まずはオイルパンを外し清掃していきます
走行距離が少なくてもスラッジは溜まりますので
キレイにしていきますね(清掃後の写真撮り忘れたらしい・・・)
オイルストレーナも交換します
やはりこれを交換しないとリフレッシュにはならないですから
ミッション内部もあまり汚れていないです
高性能オイルチェンジャー トルコン太郎と接続直後の写真です
走行距離が3万キロと少ないので抜けた分 補充しただけで
少しフィルターが見えるようになりました
しかし折角ここまで来たのだからもっとキレイになってから
高性能オイルへと入れ替えましょうという事で
一気に 全容量を圧送交換していきます
使用するオイルはレクサス純正オートフルードWSに対応した
純正同等オイルにて圧送していきます
こんなにフィルターが見えるほどの透明度になりましたね
ここからトルコン太郎のミッションクリーニングをしていきます
洗浄剤ではなくATFを使用してのクリーニングになりますので
ミッションに負担のかからない優しく確実なクリーニング方法なのです
30分ほどのクリーニングのあとに 本命の
高性能ATF
ワコーズ セーフティーS
に入れ替えていきます
皆さん同じ症状に悩んでいるみたいで
加速時のもっさり感
減速時のエンブレ
これらの解決策として高性能オイルへと入れ替えるのも
ひとつの対策です
レクサス IS250のパワーのあるエンジンに対し
レクサス純正ATF オートフルードWS(低燃費用ATF)
これでは力不足なんですよね
高性能オイルへと入れ替えることで解決するのであれば
入れ替えたほうがいいと思いますよ
では ワコーズ S-Sへ圧送交換して行きます
肉眼で見ても新油と変わらないくらいの透明度に
そしてオイルチェックで抜いたオイルと比べると
違いがよく分かると思います
交換後は調整用のオイルを追加し一度ミッションの温度を冷まします
これをしないと油面の調整が出来ません
AT油温はコンピューター診断機を見ながら
調整温度になってから調整します
これが時間のかかる作業ですが
ATFは油面調整をしっかりしないといけないので
手抜きできない作業です
ここまでキレイに入替えも出来ましたので
ワコーズ ATプラスを追加し
セーフティーSの性能をさらにパワーアップさせていきます
AT搭載車におススメの添加剤です
ATF交換が終わりましたので続いてスロットルバルブを清掃していきます
真っ黒になっていたカーボンを取り除きました
経ったこれだけで空気の流れる量が変わってしまうので
ECU学習が必要です
アイドリングの安定 燃費向上に効果あるんですよ
3万キロでここまで汚れ
このあと ECU学習に時間がかかってしまいました
スロットルバルブ清掃のあとは
ワコーズ レックス
で燃焼室を洗浄していきます
さらに ガソリンタンクへ
ワコーズ フューエルワン
を注入し
燃料系の洗浄をしていきます
最後に デフオイルの交換です
ディファレンシャルギアも相当な負荷がかかっている為
デフオイルは定期的に交換しましょう
外したドレンボルトは鉄粉だらけ
ドレンボルトには磁石が付いているので
鉄粉が付いてドロドロです
キレイにするとこんなにすっきり
使用するオイルは
ワコーズ DF-90
極圧性に優れ、歯面の磨耗、損傷、焼き付きを防止し
ギヤーの寿命を延長するギアオイルです
密閉式ミッションのATFを
ここまでキレイに 高性能オイルへと入れ替えることは
なかなか出来ることではありません
とても難しい作業なのでなかなか出来るところはありませんが
あきらめる前にお気軽に連絡してくださいね