このブログでも ブレーキパッドの交換
ブレーキキャリパーのオーバーホール
の 記事は書いてきましたが
前々からずっと思っていたことがあるんですね
それがこの ブレーキディスクローターなんです
ブレーキパッドの交換歴はあり
走行距離は約13万キロ
で こんな感じです
そしてよく見てください
レコードのように筋 線 溝があるのが
(レコードって通じなかったらどうしよう)
これって ブレーキを踏んでちゃんと効いてるんですが
気付かないだけで 確実に 制動距離は落ちてるんですよね
これがひどくなると
ブレーキを踏んだ時 ガタガタする ジャダー
キーキー異音がする と言ったことに悩まされることになります
いまどき そんなもの交換したほうが早くない??
と思う方が大半かと思いますが
交換しただけでは直らない不具合もあるのです
それを経験した方がこの記事を見てくれると話が早いのですが
それでは本題です
ブレーキディスクローターの表面を均一化し 安定させてくれる
ローター研磨機です
だから 交換したほうが早いってと聞こえてきそうですが
これはこれでメリットはあるんですよ
まずは 交換よりも研磨できるなら研磨のほうが安い
ブレーキパッドの長寿命化 ローターが均一になるので
タイヤでの方べりが起きないので 寿命が長くなる
デメリットで言うと 研磨するので 薄くなる
とはいえ 片側 0.1mm ずつ削るだけなので
両側で 0.2mm の研磨です
歪みがひどい時や 溝が深い時は
さらに削っていくので
限界値を超えるかもしれませんが
研磨後はこんな感じです
レコード上の傷は消え
表面がきれいになったと思います
そして 見た目をよくするために
ワイヤーブラシで錆を落とし
耐熱のシルバーを塗りました
もう一枚は 実験で研磨しました
走行距離 20万キロ越で
パッド残量が 0を超え ブレーキを踏むと
ガリゴリ 音がしたためローターを交換したものです
もともと捨てる予定だったので放置していたんですが
試しに研磨してみました
これで 0.1mm の研磨です
こんなに削れない箇所があるんですね
それだけ歪んでいたのでしょう
さらに 0.1mm 研磨しました
まだ残っていましたが
もう 0.1mm の研磨できれいになりました
これで 片側 0.3mm 研磨し
両側で 0.6mm の研磨でした
でこのローターの 限界値は 20mm
研磨後は 20.5mm でしたので まだまだ使えましたね
このロータを交換したときはこの 研磨機を持っていなかったので
新品のローターと交換したのですが
削って再使用できるなら そのほうが安かったですね